あきよしみつるの時たま日記

50歳代前半でアリーリタイアしたおじさんが綴るブログです。

日本の少子化について

日本の少子化が進んでいます。
やはり、その原因は子育て世代の低賃金だと考えています。 現在は非正規雇用の割合は約4割。子育て世代の非正規雇用者の増大にともない、結婚しない、結婚しても経済的に子供を持たない。そういう社会になってしまっています。

政府は少子化対策として、子供にたいする保育費や教育費の補助、医療費の補助などしていますが、生まれてこない子供のことについては置き去りの政策となっています。
生まれてきた子供に対する政策も大切ですが、子育て世代に対する政策がもっと必要だと思います。 低賃金の非正規雇用でお金も時間もない。そもそも結婚、そして将来の生活設計ができない人が沢山います。非正規雇用が4割ですからね。

日本は他の先進国と比べて、ものすごく物価が安いと思います。海外旅行してみると身に染みてわかります。この低物価は雇用者の低賃金によってもたらされている部分が多いと思います。 低物価、低賃金が解消されない限り、日本の少子化は止まりません。 子供にたいする補助政策も大切ですが、子供が増えるための政策がもっと必要です。 若者が将来の生活設計ができる世の中になる必要があるのです。

何でも安いものを有難がる考えを、私たちは考えなおなさいと世界から取り残されるような気がするんです。